【保存版】マツエクとまつげパーマの同時施術は可能?メリット・デメリットから注意点まで徹底解説

 

マツエクとまつげパーマ(ラッシュリフト)を同時に受けたい方必見!同時施術のメリットやリスク、注意点を詳しく解説。最適なタイミングやアフターケアなど、知っておきたいポイントをまとめました。


目次

  1. はじめに:マツエクとまつげパーマの同時施術とは?
  2. マツエクとまつげパーマの基本的な違い
  3. 同時施術を希望する理由
  4. 同時施術のメリット
  5. 同時施術のデメリット・リスク
  6. 実際に同時施術はできるの?サロン事情と現状
  7. 同時施術の注意点・ポイント
  8. まつげに優しい施術間隔の目安
  9. 施術後のアフターケア方法
  10. こんな場合は同時施術を避けよう
  11. よくある質問(FAQ)
  12. まとめ

 

1. はじめに:マツエクとまつげパーマの同時施術とは?

マツエク(まつげエクステ)とまつげパーマ(ラッシュリフトなど)は、どちらも目元を華やかにする大人気の美容メニューです。いずれも“まつげを理想的な形に整える”という点では共通していますが、アプローチの仕方はまったく異なります

  • マツエク:人工毛(エクステ)を自まつげ1本1本に装着し、長さやボリュームを足す施術
  • まつげパーマ:薬剤やロッドを使って自まつげをカールさせる施術

「両方のいいとこ取りをしたい」「まつげパーマで根元を立ち上げ、毛先はエクステでボリュームを出したい」などの要望から、**“同時施術”**というキーワードを耳にする方も多いのではないでしょうか。

しかし、まつげパーマとマツエクを同日に行うのは実際には難しいとされることが多く、サロンによって施術方針もまちまちです。本記事では、同時施術をするメリット・デメリット、サロン事情、注意点などを総合的に解説します。最適な方法を見つけ、憧れの目元を手に入れましょう。


 

2. マツエクとまつげパーマの基本的な違い

まずは、両者の施術内容と特徴を簡単に整理します。

2-1. マツエク(まつげエクステ)

  • 人工毛を接着:自まつげ1本に対し1本、もしくは数本のエクステをグルー(接着剤)で装着
  • 幅広いデザイン:長さや太さ、カールの強さ、カラーなどを自由に選べる
  • 定期的なリペアが必要:2~4週間程度でエクステが取れたり、自まつげの生え変わりとともに抜け落ちる
  • オイルクレンジングが使えない場合が多い:グルーが溶ける原因になるため、メイク落としや洗顔に注意が必要

2-2. まつげパーマ(ラッシュリフト)

  • 自まつげをカール:専用の薬剤とロッド、シリコンパッドなどを使い、まつげを根元から立ち上げたりカールをつけたりする
  • 自まつげの長さ・密度を活かす:エクステで“毛を足す”わけではないので、ナチュラル志向に合いやすい
  • 持続期間は3~6週間程度:まつげが生え変わるサイクルに合わせて、徐々にカールが落ちていく
  • 比較的メンテナンスが楽:エクステに比べて、オイルクレンジングや強い洗顔への制限が少ない

 

3. 同時施術を希望する理由

マツエクとまつげパーマを同時に受けたいと考える方には、以下のような理由が挙げられます。

  1. 根元と毛先のいいとこ取り

    • まつげパーマで根元をしっかり立ち上げれば、目元が縦に開いた印象に。
    • 毛先にはエクステを装着してボリュームや長さを出すことで、華やかさもプラス。
    • “地まつげが上がってる+エクステがついている”という理想のW効果を期待。
  2. 一本一本のまつげの向きを整えたい

    • 自まつげの生え癖が強い場合、エクステを付けてもバラつきが気になることがある。
    • 先にパーマでまつげの向きを揃えてからエクステを装着することで、美しい扇状の仕上がりを狙う。
  3. 一度の来店で全ての施術を済ませたい

    • 忙しくてサロンへ何度も足を運べない、コスパ・時間効率を重視したいという希望。
    • 特別なイベント前に、限られた時間でベストな状態を作りたい。

こうした目的から、同時施術を検討する方が増えています。しかし、この「同時施術」は必ずしも推奨されるわけではありません。その理由を次の項目で見ていきましょう。


 

4. 同時施術のメリット

同時施術は難しいことが多い」と聞いても、実際に行っているサロンが全くないわけではありません。まれに対応してくれるサロンもあり、以下のようなメリットを感じる場合があります。

4-1. 時間と手間の節約

一度の来店で「まつげパーマ」と「マツエク」の両方を終えられれば、サロン通いの回数を減らせるため、忙しい方には魅力的です。

4-2. 理想の仕上がりを一度に実現

まつげパーマでしっかり根元を上げ、さらにエクステを足すことで、目頭から目尻までパーフェクトなデザインを追求できます。特にイベントや写真撮影など、ここぞというタイミングでのインパクトは大きいでしょう。

4-3. トータルコストの面でお得になることも

サロンによっては「同時施術割引」や特別メニューを設けている場合があり、別々に受けるより安くなるケースも考えられます。


 

5. 同時施術のリスク

しかし、大半のサロンでは「同日に両方の施術は原則推奨していない」と謳っているところが多いです。その理由となるリスクを見てみましょう。

5-1. 接着力の低下

マツエクではグルーを使って人工毛を装着しますが、まつげパーマの薬剤がグルーの付着や硬化を阻害する可能性があります。特にパーマ後すぐはまつげ表面が不安定な状態で、接着力が安定しないため、エクステが取れやすくなる恐れがあります。

5-2. まつげへの過度なダメージ

まつげパーマは薬剤を使うため、どうしてもまつげや毛根に負担がかかります。その直後にエクステの装着を行うと、さらにグルーの刺激や施術の摩擦が加わり、まつげが弱りやすくなります。切れ毛や抜け毛を招くリスクも高まりかねません。

5-3. 思わぬ仕上がりのばらつき

まつげパーマで全てのまつげのカールを均一に整えてから、エクステを装着するという手順は理想的に思えます。しかし、実際にはまつげ一本ごとに元の癖や太さ、薬剤のかかり具合が微妙に異なるため、思い描いた通りのバランスにならない可能性があります。

5-4. サロン側が対応していない場合が多い

多くのサロンは「同日の両方施術は不可」と言及しています。技術的に可能であっても、トラブル回避やダメージリスクを考慮し、サロンの施術ポリシーとして断っているところが大半を占めます。


 

6. 実際に同時施術はできるの?サロン事情と現状

6-1. 「同時施術可能」とするサロンは稀

一部のサロンでは「まつげパーマの後、数時間あけてエクステを装着する」など特別なメニューを設けているケースもありますが、非常に少数派です。大半のサロンは**施術ポリシーやまつげの安全性を重視し、“同日不可”**としています。

6-2. 海外と日本の施術スタンスの違い

海外では、まつげ美容に関する規制が日本よりも緩い地域もあり、同時施術を行うサロンが存在することも。しかし、日本国内では美容師免許が必要などの規定が明確であり、トラブル回避のためにも慎重な施術を行うのが一般的です。

6-3. サロン選びの際の確認ポイント

  • 公式サイトやメニュー表:同時施術の可否や注意事項が明示されているか
  • カウンセリング時の対応:施術者が同時施術に対してどのような見解を持っているか
  • 口コミ・SNS情報:実際に同時施術を受けた人の体験談があるか

もし「どうしても同時に受けたい」というこだわりがあるなら、事前にサロンへ問い合わせをして、技術対応が可能かを確認しましょう。サロンによっては、施術工程を工夫することで同日に仕上げてくれる場合もあります。


 

7. 同時施術の注意点・ポイント

同時施術を受けられるサロンや状況がある場合、以下の点に特に注意しましょう。

7-1. まつげの状態を最優先

同時施術では、まつげに大きな負担がかかるのは避けられません。事前にプロのアイリストがまつげのダメージ度合いや生え変わりのサイクルを確認し、同時施術に耐えうる状態かどうかしっかりチェックする必要があります。

7-2. 薬剤やグルーの品質

  • まつげパーマの薬剤:低刺激タイプや短時間で効果が出る処方を使うサロンだと、まつげへの負担が減りやすい
  • グルー(接着剤):速乾性・低刺激性のグルーを用いることで、装着後すぐに安定しやすい

7-3. 施術順序を決める

一般的には「パーマ→エクステ」の順が多いですが、サロン独自の手法で「エクステ→パーマ」の手順にこだわる場合もあります。施術順が違えば仕上がりや持ちが変わるので、十分に説明を受けましょう。

7-4. 施術後のアフターケア

後述しますが、同時施術後は通常以上にアフターケアが重要です。まつげがダメージを受けやすい状態のため、まつげ美容液や適切な洗顔・クレンジングを徹底する必要があります。


 

8. まつげに優しい施術間隔の目安

一部のサロンで推奨されているのは、まつげパーマとマツエクを別日に分けて施術する方法です。具体的には以下のような間隔がひとつの目安になります。

  1. まつげパーマ後、1~2週間あけてからマツエク

    • パーマでのダメージが少し回復し、薬剤の成分が落ち着くのを待ってからエクステを装着
    • エクステの接着力が高まり、もちが良くなる
  2. マツエクオフ後、1週間程度あけてからまつげパーマ

    • エクステのグルーを完全に落とし、まつげを休ませる時間を確保
    • パーマ液がしっかり浸透し、カールが安定しやすい

このように、最低でも1週間ほど間隔をあけることで、まつげのコンディションを整えてから次の施術を受けられます。もし急ぎの予定がある場合は、サロンスタッフに相談し、まつげの状態を見極めてもらうのがベストです。


 

9. 施術後のアフターケア方法

9-1. 24時間は水濡れ・蒸気を避ける

  • パーマ施術後:カールが定着するまでの間、水や蒸気でまつげが濡れるとカールが緩むリスク
  • マツエク装着後:グルーが完全に硬化するまでの間、水や油分は接着力を低下させる

9-2. 目をこすらない

強い摩擦はエクステの取れやまつげの折れ、カールの乱れなどを招きます。うつ伏せ寝も形崩れの原因になるので要注意。

9-3. 適度なまつげ美容液の使用

同時施術を行ったあとは、まつげが疲れている状態ともいえます。ダメージを補修したり、まつげのハリ・コシを保つためにも、美容液やトリートメントでケアを心がけましょう。

9-4. 定期的なメンテナンス

  • まつげパーマ:3~6週間でカールが緩む
  • マツエク:2~4週間でリペアが必要
    サロンと相談しながら、無理のないペースでメンテナンスを続けると良いでしょう。

 

10. こんな場合は同時施術を避けよう

10-1. まつげが極度に傷んでいる

すでに切れ毛・抜け毛が多い状態でのパーマ+エクステは、まつげをさらに傷めてしまうリスクが高いです。まずはダメージケアや休息期間を設けることを優先しましょう。

10-2. 目元にトラブルや病気がある

  • 結膜炎やものもらい、充血、まぶたの腫れなど
  • 施術自体ができないことが多いため、完治してから検討を

10-3. アレルギーの心配がある

パーマ液やグルーの成分にアレルギーがある方は、それぞれ単独の施術でも慎重になるべき。同時施術で刺激が重なるとリスクが増す可能性があります。

10-4. 大切なイベント直前

もし両方の施術を初めて受ける場合、トラブルが起こるリスクを考慮する必要があります。大事な撮影やイベントの直前に初挑戦するのは避け、余裕をもったスケジュールを組みましょう。


 

11. よくある質問(FAQ)

Q1. 本当に同時施術はできないの?

  • A: 技術的に不可能というわけではありませんが、ダメージや接着力の問題、仕上がりの不確定要素などを考えると推奨されないのが実情です。一部のサロンでは特別対応している場合がありますが、リスクを理解したうえで選択しましょう。

Q2. どうしても同時にやりたいときはどうすればいい?

  • A: まずはサロンに直接相談してみましょう。施術歴やまつげの状態、イベント日程などを伝えれば、サロン側が最善の施術プランを提案してくれることがあります。場合によっては、**「最初にパーマ施術→○○日後にエクステ」**といった分割施術を勧められるかもしれません。

Q3. まつげパーマとエクステ、どっちが先?

  • A: 同日施術を考える場合、一般的には**「まつげパーマ→エクステ」**の順ですが、サロンや施術者によって意見が異なります。原則としては「別日で行う」方が推奨度は高いです。

Q4. まつげパーマ後すぐにエクステを付けると、どのくらい持ちが悪くなる?

  • A: 個人差が大きいですが、通常よりも1~2週間早めにエクステが取れたりバラつきやすいと感じる方が多いようです。また、カールの維持期間にも影響が出る可能性があります。

Q5. まつげが短い・少ない場合はどうすれば?

  • A: 同時施術は負担が大きいので、まずは育毛ケアやまつげパーマのみでベースを整えるのがおすすめ。まつげがある程度育ってきたら、改めてエクステに挑戦してみると良いでしょう。

 

12. まとめ

マツエクとまつげパーマを同時に施術するというアイデアは、「根元はまつげパーマで上げて、毛先はエクステで華やかに!」と理想を詰め込んだ夢のような方法に思えます。しかし、実際にはダメージリスクや接着不良などの懸念点も多く、適切なサロン選びがとても重要です。

  • 同時施術のメリット:時間・コストを抑えられる可能性、理想の仕上がりを一度に得られる
  • 同時施術のデメリット:まつげへの過度な負担、エクステの接着力低下、仕上がりのばらつきなど

もし同時施術に興味がある場合は、エクラの経験豊富なアイリストに相談のうえ、じっくりとメリットとデメリットを比較して決めることをおすすめします。あなたにとって最高の目元を手に入れるために、施術タイミングやケア方法も含めて計画的に進めていきましょう。