まつげエクステが取れやすい冬の季節に必見!寒さと乾燥から大切なまつげを守り、エクステを長持ちさせるためのテクニックを7つ厳選してご紹介します。お手入れ方法や使用アイテム、冬ならではの注意点などを徹底解説します。
目次
- はじめに:冬のまつげエクステはなぜ取れやすい?
- テクニック1:サロン選びとグルーの見極め
- テクニック2:施術前後の正しいクレンジング
- テクニック3:乾燥対策!保湿ケアが長持ちのカギ
- テクニック4:洗顔・シャワーの温度と方法に注意
- テクニック5:オイルフリーのアイテムを活用する
- テクニック6:まつげ美容液で土台を強化
- テクニック7:生活習慣・睡眠・食事の見直し
- まつげエクステが取れやすくなったときの対処法
- まとめ
1. はじめに:冬のまつげエクステはなぜ取れやすい?
寒さが厳しくなる冬のシーズン。乾燥が気になるこの時期は、肌や髪だけでなく、まつげエクステの持続力にも大きく影響することをご存知でしょうか? 暖房が効いている室内と寒い屋外を行き来することで、目元の皮膚やまつげにかかるダメージは増大しがちです。
1-1. 冬の乾燥が原因
一般的に、まつげエクステの接着には**グルー(接着剤)**を使用しますが、乾燥した環境下では接着した部分が剥がれやすくなる可能性があります。乾燥は皮膚だけでなく、まつげそのものの柔軟性を失わせ、切れ毛や抜け毛を招く原因にもなり得ます。
1-2. 皮脂・汗の量変化
冬は夏場に比べて汗をかきにくい反面、暖房のきいた部屋に長時間いると皮脂分泌が増える人もいます。皮脂が多いと、まつげエクステの根元部分が汚れやすく、接着面が滑りやすくなってエクステが取れやすくなる恐れがあります。
1-3. 生活習慣の乱れ
年末年始や冬休みシーズンは、イベントやパーティーが多く、睡眠不足や栄養バランスの偏りが起きやすい時期でもあります。まつげを含む毛髪は、栄養不足・睡眠不足によるダメージを受けやすいため、エクステの持続力にも影響します。
2. テクニック1:サロン選びとグルーの見極め
2-1. 冬はグルーの硬化にも注意
まつげエクステの生命線といえるのがグルーの質と、施術者の技術力です。冬は気温が低いため、グルーの硬化タイミングが夏とは微妙に異なることがあります。乾燥した室内で施術すると、グルーが急激に乾燥しすぎるケースもありますし、気温が低い室内だと、グルーの硬化が遅れる場合もあります。
2-2. 低刺激&高持続タイプのグルーを選ぶ
サロンによっては、低刺激タイプのグルーや保湿成分入りのグルーを扱っていることがあります。特に冬の乾燥シーズンは、目元の肌トラブルやアレルギーリスクを軽減するためにも、施術前のカウンセリング時に「どんなグルーを使っているのか?」をチェックしてみましょう。
- 低刺激グルー:目がしみる、かゆみが出るなどのリスクを抑えやすい
- 速乾性グルー:装着後すぐに硬化し、取れにくいが、施術者の技術を要する
2-3. 施術者の経験・技術力
どんなに良いグルーを使っていても、アイリストの技術力が伴っていなければ、持続力は低下します。サロン選びの際は、口コミやSNSでの評判、施術例のビフォーアフターなどをチェックし、「どの程度の保湿環境で施術しているのか」「アイリストの経験年数はどのくらいか」などを見極めると安心です。
3. テクニック2:施術前後の正しいクレンジング
3-1. 施術前はまつげを清潔な状態に
まつげエクステを装着する際、自まつげに汚れやメイク残りがあると接着不良の原因になります。特に冬メイクはアイシャドウやアイラインが落ちにくいものを使いがちなので、以下のポイントに注意してください。
- 前日にウォータープルーフ系のマスカラはNG:落としきれないとまつげ表面に膜が残り、グルーが密着しにくい
- まつげ美容液を塗っている場合も、軽く拭き取り:油分の多いタイプは接着面を邪魔する可能性がある
3-2. 施術後24時間は濡らさない
グルーが完全に硬化するまでにかかる時間は、一般的に5~6時間程度といわれていますが、乾燥が激しい冬でもその後24時間ほどは、念のためシャワーや洗顔などで濡らすのを最小限に抑えるのがおすすめです。
- 熱めのお風呂や長時間の入浴も避ける:湿気や高温によりグルーの硬化が不安定になる場合がある
- 洗顔は優しく:まつげエクステをゴシゴシこすらず、泡を乗せるように洗う
3-3. クレンジングの種類を見直す
アイメイクを落とすクレンジングを、オイル系からジェル系やウォーター系に切り替えることも重要です。オイルクレンジングは洗浄力が高い反面、エクステの接着面を溶かしてしまう恐れがあります。冬場こそ保湿感のあるクレンジングバームやクリームを使いたいところですが、まつげ付近にはなるべくオイルや強い摩擦をかけないように配慮しましょう。
4. テクニック3:乾燥対策!保湿ケアが長持ちのカギ
4-1. 暖房による乾燥対策
冬は暖房を入れている室内に長時間いることが多く、空気中の湿度が下がりやすいです。目元やまつげも含めて、全身が乾燥状態に陥りやすいと言えます。加湿器を使ったり、濡れタオルを部屋に干すなど、**適度な湿度(50~60%程度)**を保つよう意識するのがポイントです。
4-2. 目元専用の保湿アイテム
目元は顔の中でも特に皮膚が薄く、ダメージを受けやすい部位。そこでおすすめなのが目元専用のアイクリームや美容液です。まつげエクステのグルーに影響を与えない処方のものを選び、まぶたや目尻の乾燥を防ぐことで、まつげ自体の状態も整いやすくなります。
保湿アイテム選びのポイント
- オイルフリーまたはオイル少なめ:グルーを溶かすリスクを減らす
- 敏感肌向け:冬場はアレルギーや敏感肌になりやすいため、目元への刺激を最小限に
4-3. 就寝時の乾燥防止
寝ている間も暖房をつけていると、さらに乾燥が進む恐れがあります。寝室の乾燥を防ぐために、加湿器の使用や加湿マスクを活用しましょう。うつ伏せ寝で枕にこすれるとエクステが取れやすくなるので、横向きか仰向けで寝るクセをつけるのも長持ちのコツです。
5. テクニック4:洗顔・シャワーの温度と方法に注意
5-1. 熱すぎるお湯はNG
寒い季節は、ついつい熱めのお湯で洗顔やシャワーをしたくなります。しかし、まつげエクステにとって、過度に高い温度のお湯はグルーに影響を与えやすいです。**ぬるま湯(35~38℃程度)**を意識して使うことで、まつげや肌の乾燥も防ぎやすくなります。
5-2. 顔をタオルでゴシゴシ拭かない
冬は皮膚が乾燥して敏感になりやすいため、洗顔後にタオルでゴシゴシと拭く行為はNG。まつげエクステにも負担がかかり、取れやすくなる原因になります。清潔なタオルで優しく押さえるように水分をオフしましょう。
5-3. シャワーの水圧にも気を付ける
長い髪を洗う際に、頭からシャワーを強い水圧でかけると、そのまま目元に大量の水がかかる場合があります。特にまつげエクステ装着後は、直接強い水圧を当てないように心がけるのがおすすめです。頭を少し前に傾けたり、顔周りを手で覆うなど、工夫してまつげへの刺激を最小限にしましょう。
6. テクニック5:オイルフリーのアイテムを活用する
6-1. アイメイクやクレンジングの選択
前述のとおり、オイルクレンジングはまつげエクステが取れやすくなるとよく言われますが、実はアイメイク品にも注意が必要です。ウォータープルーフマスカラやアイライナーは、落とす際にオイル成分配合のリムーバーを使うことが多いため、接着面に触れるとグルーを溶かしてしまう可能性があります。
オイルフリーor低油分アイテムを選ぶと◎
- アイメイク落とし:専用のポイントリムーバー(オイルフリー)
- ファンデーションや下地:目元周りは極力薄塗りにし、オイル分を減らす
6-2. まつげにも「油分は大敵」
まつげエクステが取れやすくなる一番の要因は、接着面に皮脂やオイルが付着すること。冬場であっても、皮脂の分泌量が多い方は、こまめに油分をオフする必要があります。洗顔後やメイク直し時には、コットンや綿棒を使って目元の皮脂を軽く拭き取ると、長持ち効果が期待できます。
6-3. 保湿とのバランス
とはいえ、油分ゼロのケアを徹底しすぎると、今度は肌が乾燥してトラブルを招くことがあります。目元のまぶたや目尻はアイクリームや保湿美容液を使い、まつげエクステの根元部分は極力油分を当てないようにと、エリアを分けてケアするのがポイントです。
7. テクニック6:まつげ美容液で土台を強化
7-1. エクステを支える土台が大事
まつげエクステは、自まつげに人工毛を装着する施術です。つまり、自まつげが健康でなければ、エクステをしっかり支えられない可能性があります。冬場の乾燥や寒さに負けないためには、まつげ自体の強度と健康を高めることが重要です。
7-2. まつげ美容液の選び方
市販のまつげ美容液にはさまざまな成分やタイプがありますが、冬におすすめなのは保湿成分や育毛成分が豊富に配合されたもの。以下のようなキーワードをチェックしてみてください。
- 加水分解ケラチン:まつげのハリ・コシをサポート
- パンテノール:保湿作用やダメージ補修
- ヒアルロン酸Na、コラーゲン:うるおいを与え、乾燥を防ぐ
7-3. 塗り方と塗るタイミング
まつげ美容液は、根元やまぶたにたっぷり塗るのではなく、まつげの生え際を狙って細めのチップやブラシで優しく塗布するのが基本です。また、洗顔後の清潔な状態で塗ると浸透が良くなりますが、エクステ装着部分には直接つけすぎないよう注意。
- 朝晩2回を目安:夜は寝ている間に成分が行き渡るため、効果を実感しやすい
- 朝塗るときはアイメイク前に:美容液が乾いてから、ファンデやアイメイクをするとメイクヨレ防止に
8. テクニック7:生活習慣・睡眠・食事の見直し
8-1. 睡眠不足は大敵
寒い季節は仕事やイベントも多くなり、どうしても睡眠時間が削られがちです。しかし、まつげを含む毛髪の成長には十分な睡眠が欠かせません。夜更かしが続くと、毛周期が乱れてまつげが抜けやすくなったり、ハリやコシがなくなることがあります。
- 目安として1日6~7時間以上の睡眠を確保
- スマホやパソコンを就寝直前まで使わず、しっかり目を休ませる
8-2. 栄養バランスの整った食事
まつげも髪の毛と同じように、タンパク質やビタミン、ミネラルを材料に成長します。
- タンパク質:大豆製品や肉・魚・卵などからバランス良く摂取
- ビタミンB群・亜鉛:髪やまつげの成長をサポートする必須栄養素
- ビタミンC・鉄分:血行促進とコラーゲン生成を助け、健やかな毛根環境を保つ
冬場は鍋料理やスープなど、栄養を一度に摂りやすいメニューも多いので、意識して取り入れると良いでしょう。
8-3. ストレスを溜めない
年末年始の慌ただしい時期は、人間関係や仕事量が増えることでストレスが溜まりやすくなります。ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れ、まつげの成長にも悪影響を及ぼしかねません。適度な運動や趣味の時間を作るなど、リラックスできる方法を見つけておくと◎です。
9. まつげエクステが取れやすくなったときの対処法
どんなにケアをしていても、冬場は不意にまつげエクステが取れやすいタイミングが訪れることがあります。そんなときの対処法をまとめました。
9-1. 自分で無理に引っ張らない
エクステが浮いてきたり、取れかけになったからといって、自分で無理に引っ張るのは厳禁です。自まつげごと抜けてしまい、まつげの毛根にダメージを与える恐れがあります。サロンでのオフやリペアを受けるのがベストです。
9-2. リペア(付け足し)をこまめに利用
「全オフして付け替えるよりも、気になる部分だけリペアしたい」という方は多いと思います。特に冬は取れやすいので、2~3週間に一度のペースでこまめにリペアを受けると、見た目のきれいさを保ちやすくなります。
9-3. サロンへ相談する
もし大量にエクステが取れてしまったり、接着不良の症状が出ている場合は、早めに通っているサロンへ連絡し、対処を相談するのがおすすめです。サロン側も原因を特定し、新しいグルーやケア方法の提案をしてくれるかもしれません。
10. まとめ
寒さと乾燥が厳しい冬の季節は、まつげエクステがいつもより取れやすくなる時期です。しかし、適切なサロン選びや正しいクレンジング方法、乾燥対策、栄養バランスの取れた食事など、少しの工夫でエクステの持ちを大幅に改善できます。
- テクニック1:サロン&グルー選びで失敗を減らす
- テクニック2:施術前後のクレンジングで接着力アップ
- テクニック3:乾燥対策は加湿&保湿アイテムで
- テクニック4:洗顔やシャワーの温度・水圧に気を配る
- テクニック5:オイルフリーアイテムで油分をコントロール
- テクニック6:まつげ美容液で土台から強く
- テクニック7:生活習慣を整え、まつげの成長をサポート
これら7つのテクニックを意識すれば、冬の寒さと乾燥にも負けない、美しく長持ちするまつげエクステをキープできるはずです。もしトラブルが起きた場合は自己流の対処に頼らず、エクラのアイリストに相談してみてください。大切な目元を守りながら、冬ならではの華やかなメイクを楽しみましょう。